
みなさまこんにちは、ジラール・ペルゴ ブティック 大阪の菊池です。
本日は、「ロレアート フィフティ 39mm ブルーエナメル文字盤」の実機の写真を撮影いたしましたのでレビューをしていきます。
こちらの新作モデルは、ジラール・ペルゴ ブティック 大阪にて特別展示・先行販売中です!
実機をご覧いただけるのは、国内でも当店のみとなっております。
実機の写真と共に実際に手に取って感じた魅力をお伝えできればと思います。
ジラール・ペルゴの技術と美学を凝縮した一本

ロレアートは1975年の誕生以来、ジラール・ペルゴを代表するコレクションとして進化を続けてきました。
昨年50周年を迎えたロレアートですが、その魅力は単に長い歴史を持つことだけではありません。初代から受け継がれる八角形ベゼルやケースとブレスレットが一体となった美しいデザインはそのままに、時代に合わせて着実にアップデートが重ねられてきました。

今回の「ロレアート フィフティ」を実際に手に取って感じたのは、改めてその完成度の高さです。エナメルダイヤルの深みのある表情はもちろんですが、ケースやブレスレットの丁寧な仕上げ、そして新たに採用されたマイクロアジャスト機構など、細部にまでこだわりが感じられます。
見た目の美しさだけでなく、ムーブメントから外装、装着感に至るまで作り上げるジラール・ペルゴならではの技術力が、このモデルには凝縮されています。
決して過去を振り返るだけではなく、これから先のロレアートを感じさせる一本。そんな印象を受けるモデルです。
1791年ボットの時代から伝統を受け継ぐエナメル




ロレアートにおいて、「クル・ド・パリ」模様の上にエナメルを施したモデルは今回が初の試みとなります。立体的なダイヤルの上にエナメルを均一に焼き重ねるには高度な技術が必要とされ、その工程はすべて自社マニュファクチュール内で行われています。
完成したダイヤルは、光の当たり方によってさまざまな表情を見せてくれます。深みのあるブルーの色彩とエナメル特有の透明感が重なり合い、見る角度によって異なる美しさを楽しむことができます。

また、エナメルはジラール・ペルゴにとって単なる装飾技法ではありません。その歴史は1791年、ジャン=フランソワ・ボットの時代にまで遡ります。時計製作と芸術性を融合させる技法として大切に受け継がれてきたエナメルは、200年以上にわたりブランドの歴史を彩ってきました。
その伝統技術を取り入れたこのモデルは、革新的な挑戦でありながらもジラール・ペルゴが受け継いできたクラフツマンシップを改めて感じさせてくれる一本に仕上がっています。
シースルーバックから楽しむ、自社製キャリバー GP4800

ロレアート フィフティの魅力は、ダイヤルだけに留まりません。
ケースバックから覗く自社製キャリバー GP4800も、このモデルの大きな見どころのひとつです。
約60時間のパワーリザーブを備える自動巻きムーブメントで、日常使いに十分な実用性を確保しながら、高い精度と信頼性を実現しています。
また、その設計にはジラール・ペルゴを象徴する「スリー・ブリッジ」の思想が取り入れられており、機能性だけでなく、見た目の美しさにもこだわった構造となっています。
さらに今回のモデルでは、テンプ受けにローズゴールドカラーを採用。シルバー系のムーブメントとのコントラストが美しく、シースルーバック越しに眺めた際の特別感を演出しています。
そして何より注目したいのは、その仕上げの美しさです。ブリッジやプレートにはジュネーブストライプやペルラージュをはじめとする様々な伝統装飾が施されており、細部まで丁寧に仕上げられていることが分かります。
普段は見えない部分にまで手間を惜しまない姿勢は、ジラール・ペルゴが長年培ってきた時計製造へのこだわりそのものです。ケースバックから見えるムーブメントは、単なる機械ではなく、メゾンの技術力と美意識を物語る存在と言えるでしょう。
ブランド:ジラール・ぺルゴ
モデル名:ロレアート フィフティ
品番:81008-11-3530-1CM
素材:スティール
直径:39.0mm
厚さ:10.20mm
風防:反射防止加工サファイアクリスタル
ケースバック:サファイアクリスタル
ダイヤル:クル・ド・パリ模様を施したブルーエナメルダイヤル(18Kソリッドゴールド製インデックス)
針:バトン型の18Kソリッドゴールド製 時・分針(夜光塗料付き/ブルー発光)
防水性:150m
ブレスレット:トリプルフォールディングクラスプ(最大4mmのマイクロアジャスト機構付き)
価格:3,432,000円(税込)
記:菊池
写真:伊藤


