みなさまこんにちは。
本日は、日本・中国・アメリカのみで販売されている、188本限定の ロレアート 42mm(81010-11-636-11A)オニキス文字盤のご紹介です。

また、ロレアートは42mm、38mm、クロノグラフ(ずれもステンレススティール素材)モデルの試着専用の時計をご用意しております。
下記のブログにてご紹介しております、こちらもあわせてご覧くださいませ。

オニキスとは?

オニキスの和名は黒瑪瑙(くろめのう)と呼ばれており、原石は黒と白の縞模様が特徴。モース硬度は7と頑丈で、半透明から不透明でガラスの様な光沢を持っている為、古くから装飾品として使用されています。
オニキス(Onyx)という名前はギリシャ語で『爪』を意味しており、縞模様が爪でひっかいた跡の様に見える為だと言われています。
使用しているブラックオニキスは、深く艶のある黒色が特徴で、古くから装飾品や護石として重宝されてきました。時計の世界では、今回ご紹介のモデルの様に、文字盤や竜頭に使用される事がほとんどで、シンプルでありながら圧倒的な存在感を放ちます。
滑らかな質感と奥行きのある黒は、ラグジュアリーな雰囲気を一層引き立てます。また、鏡面のような光沢は、光の加減によってさまざまな表情を見せ、持つ人に上品な印象を与えます。
加工には高度な技術が必要で、ひとつひとつ丁寧に仕上げられたオニキス文字盤は、まさに職人技の結晶。見た目の美しさだけでなく、精神を落ち着かせる石としても知られ、身に着ける人に静かな自信と品格をもたらします。
オニキス文字盤を作る15の工程

製造工程では様々なノウハウと比類ないスキルが求められ、完成までの工程は細かく分けると15にも及びます。
まず初めに、厚さ約4mmのオニキス プレートを8週間のあいだブラックの化学的液体に浸したのち、1 週間以上真空乾燥工程によって乾燥させる必要があります。その後、ジラール・ペルゴの厳しい品質基準を満たせるよう、オニキス プレートに水をかけながら入念に点検し、1つ1つ選別されていきます。
次に、オニキス プレートの輪郭が決まったらプレートを切断し、研磨ディスクを使って手作業で丸みをつけます。この工程では、職人は扱う素材の感触が十分に得られるように手袋は着用しません。
研磨が完了したオニキス ディスクは機械工房に送られ、精密に切断して機械加工されます。厚さは4mmから一気に0.4mm にまで削られます。ナイフの刃と同じ薄さなので、細心の注意を払って取り扱う必要があります。
その後、文字盤を手作業で清掃してから再び点検し、最終研磨を経て、「ミラー効果」を備えた外観に仕上がります。
形が出来上がった文字盤は、プリント工房に届けられ、ジラール・ペルゴのGPロゴ、インデックスが文字盤に取り付けられ、完成に至ります。
モデル詳細

ブランド:ジラール・ぺルゴ
モデル名:ロレアート 42mm
品番:81010-11-636-11A
素材:ステンレススティール
直径:42mm
厚さ:10.70mm
ケースバック:サファイア クリスタル
ダイヤル:ブラックオニキス
防水性:100m(10気圧)防水
ブレスレット:ステンレススティール
価格:2,519,000円(税込)
『日本・中国・アメリカ』限定販売 188本
投稿者:菊池