
こんにちは、伊藤です。
本日ご紹介のモデルは、私が初めて”動き”を見たときに心を奪われたモデル「ネオ コンスタント エスケープメント」です。
たくさん写真を撮りましたので、じっくりとご紹介させていただきます。
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下記ブログもご覧くださいませ。
コンスタントフォースとは?


コンスタントフォースとは・・・時計の精度を保つために、ゼンマイの力を一定にする仕組みです。
ゼンマイは巻き上げた直後は強い力を出し、ほどけていくと力が弱まります。
この力の変化が制度のブレにつながるのですが、コンスタントフォース機構を使うことで、いつでも一定の力(トルク)が脱進機に伝わるように調整されます。
とっても簡単に言うと、”同じ力を伝え続ける”ということです。
全く新しいコンスタントフォース


2013年にジラール・ぺルゴは「コンスタント・エスケープメント L.M」を発表し高い評価を得て同年のGPHGでは、「金の針賞」を受賞しました。
このモデルは、利用可能なエネルギー量に関わらず、驚異的な歩度安定性を実現するコンスタントフォース脱進機が搭載されています。
そのモデルをもとに進化したのが、本日ご紹介の「ネオ コンスタント エスケープメント」です。
エネルギー制御における革新的なアプローチの最新進化形です。
シリコン製の巧妙なブレードが使われており、調速機構であるテンプの振幅が、主ゼンマイ内のエネルギー残量に関係なく一定に保たれるようになっています。
テンプに常に一定の力を供給することで、時計の歩度が安定します。
歩度の安定性は「精度」とは異なりますが、ある意味ではそれ以上に重要かもしれません。
ムーブメントが安定すれば、コンスタントフォース機構によって歩度の変動が抑えられます。
仕組みそのものを変えたジラール・ぺルゴのコンスタントフォース機構は唯一無二です。
シンメトリーの美しいデザインと仕上げ



インスピレーションの源である「スリー ブリッジ トゥールビヨン懐中時計」を生んだコンスタン・ジラールへのオマージュモデルとなり、シンメトリー・デザインは特徴の一つです。
究極的なスケルトナイズ化された6時位置からはシリコンブレードの動きを見て楽しむことができます。
私がこの時計を初めて見たときに、感動した動き。
ムーブメントのシンメトリーな動力は、ブリッジコレクションの完璧なシンメトリー哲学を受け継いでいます。
裏側から見るムーブメントは、中央に縦一列に輪列がきれいに並べられているところも美しく表側も裏側もどちらも楽しませてくれます。
一直線で並ぶ輪列は、古典的な印象に。
モデル詳細
ブランド:ジラール・ぺルゴ
モデル名:ネオ コンスタント エスケープメント
品番:93510-21-1930-5CX
素材:チタン
直径:45㎜
厚さ:14.8㎜
風防:サファイアクリスタル
ケースバック:サファイアクリスタル
ダイヤル:ダイヤルなし
防水性:30m
価格:14,014,000円(税込み)
皆様にお会いできる日を楽しみにしております。
投稿:伊藤