
こんにちは、伊藤です。
本日は、現在展示中の「ラ・エスメラルダ トゥールビヨン “シークレット” エタニティ エディション」のご紹介です。
ブティックがオープンした際に、一度ホワイトゴールドケースにブルーエナメルのモデルが入荷したことがございますが、素材、エナメルの色が変わると同じモデルとは思えないほどです。
さっそく実機レビュースタートです。

また、ロレアートは42mm、38mm、クロノグラフ(ずれもステンレススティール素材)モデルの試着専用の時計をご用意しております。
下記のブログにてご紹介しております、こちらもあわせてご覧くださいませ。
1889年のタイムピースを現代へ

1860年、生涯の大半をクロノメトリーの分野に捧げた天才時計師、コンスタン・ジラール。
彼は、3つのニッケルシルバーのブリッジを備えたトゥールビヨン・クロノメーターを製作します。

※写真は1867年製の実機の写真です。
現在も、こちらのモデルはラ・ショー・ド・フォンにあるヴィラ・ジラール・ペルゴ内のミュージアムに保管されています。
彼の時計に採用された有名な3つのブリッジは、機能性だけでなく、視認性と美しさも考慮して設計されました。
時が経つにつれて、矢印型のブリッジのデザインは様式化され、様々な要素が取り入れられるようになります。
ニッケルシルバーから、現在では有名なゴールドブリッジへと進化を遂げ、その価値は高まり伝説が誕生します。

1889年に再びパリを訪れ、万国博覧会に写真の時計を出品します。
このモデルが、本日ご紹介のモデルがデザインを継承しています。
ラ・エスメラルダとは?


過去にもブログでご紹介しているので、内容は少し重複いたしますが・・・
1889年9月先ほどの懐中時計が、万国博覧会で金メダルを受賞します。
博覧会後、パリとメキシコで「ラ・エスメラルダ」店を運営する有名な時計・宝飾小売業者(Hauser Ziwy&Co)が、この受賞時計の販売を委託されました。
最終的に「ラ・エスメラルダ」と名付けられたこの時計は、当時のメキシコ大統領ポルフィリオ・ディアス氏に売却されました。
1970年、大統領の子孫がジラール・ペルゴにこの時計の購入を申し出たことで、現在ではジラール・ペルゴのミュージアムのコレクションとして保管されています。
創業230周年を記念して発表



2021年創業230周年を記念し、シークレット エタニティ エディションは、素材がホワイトゴールド製、ピンクゴールド製と2つの素材バリエーションで発表されました。
また、ホワイトゴールド製はエナメルのカラーがグレー、ブルー、グリーンの3種類。
ピンクゴールド製は、ご紹介しているブラウン、ブルー、ターコイズ、レッド、グリーン、パープル、蜂蜜色の7種類。
各18本限定で基本的には受注生産となりますが、今回は特別にご販売のできる商品を展示しております。
ケースのエングレービングや、ブリッジのデザイン、ムーブメントは同じになりますがエナメルのカラーが変わるだけでそれぞれに個性がでるモデルです。

トゥールビヨン搭載で、竪琴型のキャリッジの中央には秒針が配されております。
ゴールドの中にブルースチールの色がとても映えて美しく、ついつい見とれてしまう箇所です。
ハンターケースになった裏側には美しいムーブメント


美しいのは、表側だけではありません。
ケース側面は、エングレービングを施したあとにエナメル装飾が施されております。
技術力の高さが必要となる技法です。
また、裏蓋は彫金師とエナメル師によってつくられるシャンルベ技法により躍動感のある馬が2頭。



裏側に現れる美しいムーブメント。
綺麗に磨かれた歯車や、プレート。
ぜひ、ルーペでみていただきたい仕上げです。
モデル詳細
ブランド:ジラール・ぺルゴ
モデル名:La Esmeralda Tourbillon “A Secret” Eternity Edition
品番:99274-52-3352-5CC
素材:ピンクゴールド、エングレービングおよびエナメル仕上げ
直径:43㎜
厚さ:15.1㎜
ケースバック:ブラウンエナメル仕上げのシークレット カバーの奥に覗くサファイアクリスタル
ダイヤル:手作業によるギョーシェ仕上げ、サンレイ モチーフのブラウンエナメル
防水性:30m
価格:65,824,000円(税込)




