

こんにちは、伊藤です。
過去から学ぶジラール.ペルゴ、今回はヴィンテージ 1945リミテッドエディションモデルを2本同時に撮影させていただきました!
※こちらのお時計は顧客様の愛用品となり、現在は販売されていないモデルになっております。過去のモデルを見せていただくことでジラール・ペルゴというブランドを学んでいきたいと思いスタートした企画です。
それでは、見ていきましょう!

また、ロレアートは42mm、38mm、クロノグラフ(ずれもステンレススティール素材)モデルの試着専用の時計をご用意しております。
下記のブログにてご紹介しております、こちらもあわせてご覧くださいませ。
ヴィンテージ 1945とは?


ジラール・ペルゴは、1945年に発表したアールデコ調の時計のレトロなフォルムにヒントを得たコレクションを思い描いていました。
第一次および第二次世界大戦の間に巻き起こった大規模な芸術運動。
アールデコは、美術や工芸の世界に大きな変革をもたらしました。
建築、室内装飾、ファッション、絵画、写真などの分野の新しい芸術家は、シンプルさ、幾何学模様、構造的な一貫性を基本理念として掲げ、完璧さを目指して直角や純粋なフォルムを多用しました。
この芸術活動に刺激を受け、ジラール・ペルゴは1945年にこうした特徴を備えた腕時計を発表しました。
それは、ヴィンテージ 1945の前身モデルです。
レクタンギュラーケースとその延長線上にあるラグ、左右対称のデザイン、リューズが付いたカーブしたケース側面など、極めて純粋な構造を備えていました。
1995年ジラール・ペルゴは、1945年の時計のフォルムに刺激を受けてこれに修正を加え、アールデコ様式の現代的な解釈を提案する「ヴィンテージ 1945」シリーズを発表します。
全体的な外観は、元になった時計の特徴である美しい簡潔さを受け継いでいます。
ゴドロン装飾と細長いラグによって長方形と直角が際立たせられ、カーブしたケースに控えめに組み込まれ、ダイヤルは中央に向かってふくらみのある形になっているのも特徴です。
修好通商条約締結150周年記念モデル


まずは、ゴールドのモデルから紐解いていきましょう。
こちらのモデルは2014年に発表されたモデルです。
修好通商条約締結150周年を記念し発表されたモデルです。(ステンレススティールの素材も発表があったようです。)
25本限定で製作された希少なモデルです。

裏蓋には”Japan-Switzerland 150th”の刻印も入っており、特別な限定モデルだったということが分かります。
1854年以降に江戸幕府は既に7か国と国際条約を締結しており、日本国内の政治状況の影響により、スイスは条約締結には至りませんでした。
1860年に横浜に事務所を開設していた、フランソワ・ペルゴが責任者となり、スイスとの通商条約に向けた交渉再開の可能性があることがスイスへ伝えられます。
そこで、全州議会議員で時計製造業組合会長だったエメ・アンベール=ドローが連邦政府を代表して新たに使節団を結成し、自身が特命全権公使の任に就きます。
彼の目的は時計輸入事務所の再編と条約交渉でした。
そして、1864年2月6日に修好通商条約が無事締結されました。
締結してから150年の記念に発表されたのが、こちらのモデルです。
ダイナミックにデザインされたローマン数字は薄いブラウンカラーでピンクゴールドのケースとも統一感があります。
またスペードデザインになっている時針やクビレのある分針とエレガントな要素が詰まったモデル。
とても素敵です。
ジャパンブルー限定モデル


こちらのステンレススティールのモデルは、2019年に日本限定で発表されたモデルです。
ヴィンテージ 1945 ジャパンブルーとモデル名にもある、ジャパンブルー(藍色)が使われているモデルです。


ダイナミックにデザインされたローマン数字は、藍色。
こちらは日本のみで発売され、100本限定で製作されました。
インデックスや、時分秒針がブルーで統一されており、視認性も高いですね。
ブルースチールの針もとても綺麗。
2本を並べて撮影


どちらのモデルも品番が25835と同じになりますので、ケースデザイン(厚みやサイズ等)は同じモデルになります。


裏蓋側から、見ると少し違いがありますね。
ゴールドのモデルは、ローターもケースに合わせてゴールド仕様になっております。
どちらも片折れ式のDバックルとなっており、着脱のしやすい仕様になっているのも嬉しいですね。


腕に着けていらっしゃるところも撮影させていただきました。
ケースのカーブが腕に沿い、装着感がとても高い!とおっしゃっていらっしゃいました。
写真からでも、装着感の高さが分かりますね。
また、どちらのモデルも現行のムーブメントCal.03300を搭載しているため国内での修理が可能なモデルとなります。
ストラップの交換も承っておりますので、もしお持ちのお客様がいらっしゃればお気軽にご相談くださいませ。
この度は、撮影のご協力誠にありがとうございました!
ジラール・ペルゴの過去のモデルを通し、歴史を知るきっかけにもなりますね。
今後も、少しずつですが撮影にご協力いただいてご紹介させていただこうと思います!
