

こんにちは、伊藤です。
本日は、昨年発売がスタートした、ロレアート 藍色 ジャパンリミテッド エディションのご紹介です。
国内初のジラール・ぺルゴ ブティック 大阪では、特別なサービスや、特別な体験をしていただけます。
下記ブログで詳しくご案内させていただいておりますので、あわせてご覧くださいませ。
”藍”という名に込められた、日本のための特別な色

藍色(あいいろ)は、日本の伝統色の一つです。
深みのある青色で、名前の通り「藍」という植物から染められた色で、古くから布や着物、のれんなどに使われてきました。
真っ青ではなく、わずかにくすんだ深い青になります。
海外では、ジャパンブルーと呼ばれることもあるほど、日本を象徴する色の一つです。
100本だけに許された限定ロレアート

昨年、スイスと日本の国交樹立160周年を記念して発表された、こちらのモデルはジラール・ぺルゴと日本の長きにわたる絆を讃えるモデルとして日本限定100本で製作されています。
1860年、コンスタン・ジラールは後に伝説となるスリー ブリッジ トゥールビヨンのアイディアをスケッチに起こし、一方で同年、義理の弟にあたるフランソワ・ぺルゴは横浜にオフィスを開設しました。
それは、、日本に最初に上陸し、その存在感を示すスイス時計メーカーになるという大胆な挑戦でした。
フランソワ・ぺルゴが日本に上陸してから数年後、日本とスイス間で修好通商条約が結ばれ、のちにアジアの国々に向けて時計の輸出業が始まっていきます。
日本市場にジラール・ぺルゴの時計が初めて登場したとき、日本は欧州と同じ計時システムを使用しておらず、スイス製ウォッチは大変珍しがられました。
しかし、1873年、日本が鉄道網の構築を始めると、西洋式の計時システムが採用されるようになります。
これが、フランソワ・ぺルゴにとって大きなチャンスとなり、スイス時計の輸出が飛躍的に伸びました。
フランソワ・ぺルゴは、ラ・ショー・ド・フォンから横浜に降り立ってから今日まで165年近く続くジラール・ぺルゴと日本の緊密な絆を築く礎となったのです。
ドンツェ・カドラン製 グラン・フー エナメル


ドンツェ・カドランで製作される、グラン・フー エナメル。
サンレイ モチーフ ギョーシェ仕上げを施したシルバーのディスクが文字盤のベースとなっています。
シリカ、鉛丹、カリ、炭酸ソーダを混合してパウダー状にし、金属酸化物と融合して目指すインディゴブルーを作り出しています。
この粉末を真鍮製のディスクにのせて約800℃で焼成します。

※写真は、昨年の5月にドンツェ・カドランの工房を訪れた際に撮影したものです。
エナメル師が、文字盤を炉から出すタイミングを見極め、外観を損ねないよう細心の注意を払って冷却します。
ジラール・ぺルゴが目指す美しい光沢が得られるまで、この工程を5-10回繰り返します。
このように忍耐と高度な技術の賜物である文字盤であっても、小さな亀裂や気泡、その他の不具合が生じることがあり、そうなれば完成品としては認められません。
グラン・フー エナメルの文字盤は、文字通り、決して色褪せぬ魅力が約束されています。
モデル詳細
ブランド:ジラール・ぺルゴ
モデル名:ロレアート 藍色 ジャパンリミテッド エディション
品番:81010-11-3310-1GM
素材:スティール
直径:42.00㎜
厚さ:10.68㎜
風防:サファイアクリスタル
ケースバック:サファイアクリスタル
ダイヤル:サンレイモチーフ ギョーシェ仕上げのグラン・フー エナメル
防水性:100m
ブレスレット:スティール
価格:2,585,000円(税込)
日本限定:100本
皆様にお会いできる日を楽しみにしております。