皆様こんにちは。
本日ご紹介させていただくメンテナンスで蘇ったモデルは、1995年製のヴィンテージ1945。
現在でも、この当時のサイズ感のヴィンテージを探されている方が多い、注目度の高い1本です。


また、ロレアートは42mm、38mm、クロノグラフ(ずれもステンレススティール素材)モデルの試着専用の時計をご用意しております。
下記のブログにてご紹介しております、こちらもあわせてご覧くださいませ。
25950.0.51.105Aは復刻版ヴィンテージ1945の初期モデル
今回メンテナンスでお預かりしたお時計は、1995年発表モデルの『ヴィンテージ1945』。
この発表年の1995年は、1945年発売されていたオリジナルモデルを、誕生から50年の節目に復刻させた年になります。この年が、『ヴィンテージ1945』と名付けられたモデル名の起源になります。
この新しい復刻モデルは、ただ昔のデザインを再現しただけではありません。当時のモダンな創造性を大切にしつつ、それを現代の視点で根本から見つめ直し、新たな「ヴィンテージ 1945」として生まれ変わったモデルになります。
ヴィンテージ1945の“形”が誕生した時代背景
1945年は第二次世界大戦が終結した年であり、世界は平和と復興への道を歩み始めた時代です。このような背景の中、デザインは実用性と美しさを兼ね備え、未来への希望を感じさせるものが求められました。
この頃の時計デザインは、建築・インテリアデザイン・ファッション・絵画・写真に深く影響を与えた主要な芸術の潮流、“アールデコ”からインスピレーションを得ています。“アールデコ”は1910年代から1930年代にかけてヨーロッパやアメリカを中心に世界的に流行したデザイン・装飾様式で、フランス語の「art décoratif」を短縮したもので、「装飾美術」という意味を持っています。
この“アールデコ”では直角とシンプルなフォルムには“完璧さ”が求められ、このクリエイティブな発展にインスピレーションを得たジラール・ペルゴは、現在のヴィンテージ1945の元になるモデルを発表しました。
「ヴィンテージ 1945」の最も特徴的な点は、腕に沿うように大きく湾曲したケースと太いケースラグです。これにより、角型でありながらも装着感が良く、他の時計にはないオリジナリティを生み出しています。この曲線と直線のバランスは、20世紀初頭の美意識を受け継いだジラール・ペルゴならではのこだわりです。
機械式時計は『メンテナンス』によって蘇る

腕時計のムーブメントは、何百個ものパーツが連携して動いています。中でも油(潤滑剤)は経年劣化し、やがて摩耗や精度不良の原因になります。もしメンテナンスを怠ると、以下のようなトラブルが起こることがあります。
- 時間がずれる・止まる
- パーツが摩耗・破損
- サビの発生(特に湿気や水濡れ後)
- 修理費用が高額になる
オーバーホールは、腕時計を長く愛用していただく為に欠かせないメンテナンスです。
見た目は変わらなくても、内部では少しずつ摩耗が進んでいます。
「大切な時計だからこそ、定期的な健康診断を。」そんな意識を持っていただければ、時計は世代を超えて使い続けることができます。お持ちのジラール・ペルゴウォッチの事でお困りの事がございましたら、ぜひお気軽に店頭スタッフまでご相談ください。
投稿:菊池
写真:伊藤







