
こんにちは、伊藤です。
【過去から学ぶ ジラール・ペルゴ】
実物を1度はみてみたかった幻の1966 コラムホイール クロノグラフのご紹介です。
今回もご所有されていらっしゃる顧客様に撮影/掲載の許可をいただきましたので、実機の写真とともにご紹介させていただきます。
※こちらの商品は現行では販売されていないモデルになり、顧客様の愛用品となります。

また、ロレアートは42mm、38mm、クロノグラフ(ずれもステンレススティール素材)モデルの試着専用の時計をご用意しております。
下記のブログにてご紹介しております、こちらもあわせてご覧くださいませ。
1966 コラムホイール クロノグラフとは?


1966 コラムホイール クロノグラフとは、品番49529-52-131-BABAのモデルのことです。※写真のモデルです。
2013年にピンクゴールドのケースで写真のシルバーダイヤルとグレーダイヤルの全2型発表されました。
ケースサイズは、40㎜。
ケースの厚みは、11.25㎜。
今では見ることのできない自社製手巻きクロノグラフムーブメントCal.03800-0001が搭載されています。
特別な年に発表され、なぜ幻のモデルになったのか


2013年は、ジラール・ペルゴの歴史の中でも重要な年になります。
コンスタント・エスケープメント L.Mを発表した年です。
このモデルは、当時のCEO ルイジ・マカルーソのもと2008年ごろからプロジェクトがスタートしました。
2008年プロトタイプが初めて動き、SIHHで脱進機のプロトタイプを公開し、2013年に発表となります。
残念ながら、ルイジ・マカルーソは発表前の2010年に亡くなり完成をみることはありませんでした。
モデル名についている「L.M」というのは、ルイジ・マカルーソのイニシャル。
敬意をこめてモデル名にL.Mとついています。

同じ年、発表された1966 コラムホイール クロノグラフは、ルイジ・マカルーソの息子であるステファノ・マカルーソがプロダクトの担当をしていました。
ムーブメントのデザイン(設計ではありません)にもステファノ・マカルーソの意見が取り入れられているそうです。
当時は、こちらのモデルは広告をほとんど出すことなく約1年ほどで製造が終了となり生産数も極僅かでした。
※これについては、当時をよくご存じな方にお話をお伺いしておりますので、ご興味のございましたらぜひ店頭にて・・・
そのため、現在では幻のモデルになっています。
復活を願う声が多い、Cal.03800-0001


古典的で美しい、手巻きクロノグラフムーブメントCal03800-0001は現在は製造されておらず、搭載されているモデルもございません。



現在、ジラール・ペルゴで製造されるクロノグラフムーブメントは、Cal.03300自動巻きムーブメントをベースにクロノグラフモジュールを組み合わせたものになります。


近くで見ても、離れてみても小さな部品がギュッと詰まったムーブメントはワクワクしますね。
ムーブメントの写真をたくさん撮影しており、厳選するのが難しかったです。
最後に細かいディテールを見て欲しい


1966のクロノグラフは、このモデル以外にもムーブメント違いで存在しております。
2010年ごろに発表されていた1966クロノグラフは、自動巻きムーブメントCal.030C0を搭載しており、サイズも40㎜でした。
文字盤の外周にタキメーターがあるのが特徴で、日付なしです。
また、その後2012年にも1966クロノグラフは登場しており、そちらはケース径42㎜でCal.0300搭載、外周にタキメーターがついておりました。
1966コラムホイール クロノグラフは、外周にタキメーターがなく6時位置に日付表示。
インデックスは立体的にデザインされたものにります。


インデックスに夜光塗料はなく、時分針のみ夜光塗料がつきます。
一番外側には分目盛り、グレーで丸くデザインされた内側にはタキメーターの目盛りが小さくはいっています。
タキメーターの主張が少なく、すっきりとしたデザインになっています。
いつか実物をみてみたい(特にムーブメント)と思っていた、1966 コラムホイール クロノグラフ。
実物を見れる日が来ると思っていなかったほど希少なモデルなので、撮影はとても楽しい時間でした。
ご協力いただき誠にありがとうございました!
今後も「過去から学ぶジラール・ペルゴ」を通して過去のモデルからジラール・ペルゴの魅力を再発見していきたいと思います。
