
こんにちは、伊藤です。
今回、マクロレンズで撮影したのはスリー・ゴールド ブリッジ トゥールビヨン 40mm。
ブリッジのシリーズ(特にスリー・ブリッジ)は、3本のブリッジの磨きが美しく写真を撮るのが難しいモデルです。
これだ!と思う写真が撮れたときは、ワクワクするモデルでもあります。
後で撮影した写真を見返していると「やっぱりこの部分が好きなんだな」と大変分かりやすい写真の数々でした。
Instagramの方では、先にご紹介をさせていただいておりますが、Instagramに掲載していない写真をブログでご紹介させていただきます!
Instagramも、みていただけると嬉しいです。

また、ロレアートは42mm、38mm、クロノグラフ(ずれもステンレススティール素材)モデルの試着専用の時計をご用意しております。
下記のブログにてご紹介しております、こちらもあわせてご覧くださいませ。
ブリッジ1本目(香箱周辺)



今回は、スリー・ブリッジ(3本の矢)モデルなので、ブリッジごとに部位を分けてご紹介させていただきます。少し細かめですがぜひお付き合いくださいませ。
まずは1本目。上から順番に見ていきましょう。
1本目のブリッジは香箱=1番車(ぜんまいが収められている箱。)を抑えています。
また、香箱と同じ場所にマイクロローターがあるのが写真お分かりいただけると思います。
文字盤側にマイクロローター、その後ろに香箱です。
綺麗に磨かれたブリッジに抑えられた香箱とマイクロローター。
角は綺麗に面取りされております。


もう少し拡大した写真を・・・ブリッジの角の面取りや綺麗に仕上げられた歯車。
見ていてワクワクするのは私だけでしょうか。
ブリッジ2本目。


ブリッジ2本目は、時分針の輪列をおさえています。
2枚目の写真をみてください。
ブリッジの両端が中央に比べて少し下がっていて、ブリッジがアーチを描くような形をしています。
スリー・ブリッジのブリッジは、通常はストレートで両端、中央の高さは同じものがほとんどです。
ブリッジの内角の角や面取りの仕方はモデルによって少しずつ異なります。
スリー・ブリッジ=すべて同じではなく、”モデルごとに美しい個性を持つ”モデルと私は解釈しています。

2本目と3本目のブリッジの間には写真のように、キャリバーナンバー(Cal.9600)が刻印された小さなブリッジがネジで取り付けられています。
この小さなブリッジも綺麗に面取りされ、ネジの頭は鏡のように美しく磨かれています。
時計師の方によって一つ一つ磨かれるネジは、くもりはなくピカピカ。ネジまでもが美しい時計の一部となっています。

最後に、ブリッジの下にある歯車にピントを合わせた写真を。
ブリッジ3本目、トゥールビヨン


ブリッジ3本目はトゥールビヨン。
ついにやってきました。
ブリッジのサイズは上下2本が同じ、中央が大きくなっています。
3本目は特に内角のカーブやブリッジの面取りを撮影しました。


いろいろな角度から撮影したブリッジ。



小さな青い針が見えますでしょうか。
実は秒針付きのトゥールビヨンなのです。
竪琴はきれいなヘアライン仕上げ。
優雅さと無骨さを兼ね備えた竪琴のデザインは、拡大して見ていただきたい美しい仕上げです。
最後は、ムーブメント


ムーブメントにも”ブリッジ”が。
ぜひ、拡大してみてください。


歯車の内側にも竪琴のデザインが。
この歯車をもう少し拡大すると・・・


今回撮影した中で一番枚数が、多かったのが歯車の内側にある竪琴モチーフ。
角の面取りとヘアライン仕上げ。丁寧に仕上げられているのが分かる、拡大してみたくなる美しい仕上げ。

裏側のブリッジの内角が分かる写真も。
ヘアライン+ポリッシュのコントラストが美しく、光があたるとブリッジがムーブメントの中で浮かび上がります。
その瞬間がとても綺麗なんです。
少し長くなってしましました。
ムーブメントは説明よりも見ていただきたいので、写真が多めです。
最後までお付き合いいただきありがとうございます!
こちらのモデルは、実機が店頭にございます。
ぜひ、店頭にある機会に実機をご覧くださいませ。
ジラール・ペルゴの”美への追求”を体感いただけるモデルです。
モデル詳細
ブランド:ジラール・ぺルゴ
モデル名:スリー・ゴールド ブリッジ トゥールビヨン 40mm
品番:99285-52-000-BA6A
素材:K18ピンクゴールド
直径:40㎜
厚さ:11.55㎜
ダイヤル:なし
防水性:3気圧














